安藤忠雄さんの設計で進められてきた表参道ヒルズが完成しました。 11日にオープンなので、表参道ヒルズに私はまだ訪れることはできていません。 ただ、今回のオープンで私が注目しているのは、 この表参道ヒルズの特徴であるスパイラルスロープです。 スパイラルスロープとは、建物の中の通路をらせん状のスロープで構成し そこにショップを配置する構造のことです。 つまり、そのスロープを歩いていけば、階段もエスカレーターも使わずに 建物全体を一本の道で歩いていけるわけです。 このスパイラルスロープの存在を知ったときに、 フランク・ロイド・ライト設計のニューヨークのグッゲンハイム美術館のスロープを 頭に思い描いた人も多いのではないでしょうか。 グッケンハイム美術館・・・(参考サイトWikipedia) 表参道ヒルズのこのスロープは、 長さが表参道の全長と一緒の長さで、その勾配も同じ角度になっているといいます。 このスパイラルスロープを歩いてするショッピングは、 私が以前の記事で書いた、日本人の街をブラブラ歩きながらする ショッピングのスタイルがそのまま建物の構造として成立したように感じています。 これまで、階ごとに切り離されてしまっていたお店が 一本の道でつながることで、訪れた人は 建物の中に新しい街ができたような感覚になるのではないでしょうか。 これまで、いろいろな人が集まり、街のシンボルであった同潤会アパートのなかに、 新しく生まれるリトル表参道。 早く訪れてみたいですね。
by naomedia
| 2006-02-02 18:39
| カルチャー・エデュケーション
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