ビックバードに会いに行こう
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私が写真好きだと知っている知人が、アメリカ滞在中のある日、広大なブドウ畑やアメリカ版朝市など様々なところに連れて行ってくれました。

ちょうどブドウ畑を撮影し終わったとき、
「じゃあ次はビックバードを会いに行こう!」というのです。「ビックバード!?」と聞き返したのですが、その方はまあ着けばわかるよという感じの表情で私に笑いかけてきました。
その表情を見て、私を驚かせようと何かたくらんでるなと思い、そのまま私も質問せずについていったのですが、移動中、頭の中ではセサミストリートに出てくる黄色い大きなキャラクターと、現実的な話で考えるとダチョウ牧場かなと二つのイメージが交錯していました。

e0011904_20305245.jpg着いたところは、今にも壊れてしまいそうなフェンスで囲われたサッカー場半分くらいの広さの空き地でした。私がそのフェンスに近寄るとまもなく遠くからダチョウが3羽駆け寄ってきたのです。
やっぱりダチョウ牧場だったか。と思いつつ写真を撮り始めたのですが、やはり近くで見るとダチョウは大きさに驚かされます。ダチョウ自体はそんなに珍しい動物ではありませんが、今まで動物園でしか見たことがない私にとっては、一枚のフェンス越しに突っつかれない距離を保ちつつ近寄ると細かいところも見えて迫力が違います。
しかも、近くで眺めていると意外とかわいい動物だなと気づかされました。アニメのなかに登場するダチョウは滑稽なキャラクターやどこか間抜けに描かれていたりする印象がありますが、それもあの好奇心旺盛な性格で寄ってくる姿と、表情に接していると理解することができました。

撮影が終わり、また車に乗り込み別の場所に移動しているとき、来るときには質問できなかったのでいろいろと質問をしてみました。
「あのダチョウって、食べるために飼ってるの?それとも皮のため?」と私が聞くと、
「違うよ。ただのペットだよ」というのです。
「ペット!?」
私がダチョウ自体にあまり驚かずにちょっと拍子抜けだったその方も、私のこのときの表情には喜んでいました。
「そう、ただのペットだよ。あの家の人、ダチョウが好きで飼ってるんだ。よくこの辺りに住んでる人は、みんなああやって立ち寄って眺めてるよ。」というのです。
牧場にしては3羽しかでてこないから、きっともっと奥にたくさんいるんだろうなと思っていた私のイメージがそのとき初めて壊れました。

最初にペットと知ったときは、わざわざダチョウをペットにするなんて変わった人なんだろうなと感じていたのですが、今となって振り返ってみると、全くの初対面の私が到着したとたんに100mも先からすべてのダチョウが近づいてきてくれたり、その場で興味を示してこっちを眺めている姿は、意外とかわいいし、3羽で家族のように過ごしている姿は一緒にいて面白いペットかもしれないと思うようになりました。しかも頭では「大きな鳥」と理解しているのですが、実際には珍しいラマなどのちょっと変わった動物と接している印象を受けたのです。

もし興味のある方は、ペットにいかがですか?僕は詳しいことはわかりませんが、
日本でも食用のための牧場があるくらいですからペットとしても飼えるはずです。
気候は沖縄から北海道まで問題ないようですし、ダチョウ用の餌も市販されているようです。
ただ広大な土地と、寿命が80年くらいはあるようなので、かなりの覚悟が必要だと思いますが。


その他のダチョウの写真はこちらで見ることができます。
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by naomedia | 2006-10-29 20:18 | アメリカ
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