もう一段上のボーダーライン
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首都圏の駅では毎週木曜日にR25というフリーペーパーが配布され、人気があることを、首都圏以外にお住まいの方でもどこかで耳にしたことがあると思います。
私も、大学生の頃から手に入れられる限り読んでいる一人です。
この雑誌の最大の特徴である無料というところにばかり注目が集まりますが、私は25歳以上がターゲットという枠組みも新鮮だと感じています。

世の中には ○○歳以上がターゲットというように特定の世代に狙いを絞った商品は溢れていますが、R25という文字だけを見ると、ターゲットというよりも年齢制限のように感じてしまいます。年齢制限はだいたい20歳を過ぎればなくなりますから、25歳以上という枠組みが珍しく多くの人の興味を惹く一つの要因になったと思います。

20歳を過ぎると年齢制限そのものを意識しなくなりましたが、(唯一引っかかるとするならば25歳以上の被選挙権くらいのものだと思っていました。)先日、年齢制限で引っかかり少々驚かされました。

それは、この夏にアメリカでレンタカーを借りようと思ったときです。
日本では借りたことがありますし国際免許も簡単に取得できるので、気にもせずに現地に渡ったのですが、いざ必要に迫られ、とあるレンタカー会社のウェブにてオンライン見積もりを出そうとしたところ出てきた文字が、
「お客様は25歳以下なのでお貸しできません」というものでした。
この表示が現れたときにはさすがに、
「ああ未だに私は自分の行動の責任を認めてもらえていない幼い人間扱いなんだな」と感じさせられました。
アメリカには大きなレンタカー会社が2社あり、そのうちの1社の対応だったので少し驚かされました。どうしても車が必要でしたら、もう1社の方で借りようと思ったのですが、貸さないという対応の会社がある以上、他の会社で借りられたとしても保険料がかなり高くつくだろうと思い、結局不便を覚悟でホテルを目的地の近くに移動することで解決しました。

※この記事を書くにあたり、もう一度確認のためにその会社のウェブサイトを確認してみてところ、なんとこの秋から年齢制限が下がり、25歳以下でも借りられるようになっていました。ただしヤングドライバーという特別料金はかかります。


R25では、サラリーマンのムーブメントを取り上げる大人の雑誌としてのボーダーが25歳、レンタカー会社の見解では25歳未満はまだ貸し出せないというボーダーライン。
毎年荒れると騒がれながらも成人式を超えれば大人という社会の認識とは違い、
25歳に、もう1段上の大人へのボーダーラインがある気がします。
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by naomedia | 2006-12-19 23:35 | アメリカ
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