車が運転できるようになって
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アメリカで生活を始めて3ヶ月が経とうとしています。
周りの人々に支えられながらどうにか生活の準備を整えることができました。

部屋探しから始まり、携帯電話、ソーシャルセキュリティナンバーの取得、銀行口座を開き小切手を持ち、車を購入し、運転免許も取得できたところでようやくこちらに住んでいるという実感が湧いています。
といいますのも、これまでは日本に送るメール等にどうしても「暮らしている」と書けませんでした。心の中でどうしても滞在しているという気持ちが抜けなかったのです。


タイトルにもありますが、先々週、無事カリフォルニアの運転免許も取得でき車を運転できるようになったことが、自分でも信じられないほどに精神状態を一気に大人へと変えてくれました。
不思議なもので自分の足で地面に立っているよりも、あの密閉された空間である車に乗っている方が、ああアメリカに住んでいるのだと実感が持てます。
また免許が届き、これまでIDとして常時携帯していたパスポートを持たなくて済むようになったことも大きいかもしれません。

家から大学の研究所まで、直線距離にして約4キロと自転車で通えるため車を買おうかどうか迷う時期がありました。
また買うと決めてからも日本では車を運転することは週末にはありましたが、自分の車を持ったことがなかったため、車を購入するまでの決断と保険の仕組み等、どうすればいいのかよくわからない不安が続きました。

マイカーを初めて買うときにはいろいろ感慨深いものがあるのではないかと子どものころから想像していたのですが、購入、運輸局に届け出、保険、免許試験のための練習と全く感慨に浸ることもなく過ぎてしまいました。
何よりも買ったものの、本当にアメリカの道路を走れるかどうかが不安ばかりで喜びはそれぞれ心配していたことが無事にクリアできたという安心からでした。


アメリカの道路を走った感想は、意外にも車線が逆なことにはすぐに対応できるということです。知らない道を走ったり、他の人とおしゃべりしながらの運転は未だに大変ですが、車線が逆なことには1週間で慣れました。
試してみるまでは不安でいっぱいでしたが、乗ってみたらば大丈夫だったというのが素直な感想です。

意外にも苦戦したことはウィンカーとワイパーが逆になることです。曲がろうとして何度もワイパーが動いてしまうという教習所さながらのことがありました。(今でもたまにやりますが、)


まだ運転しているときは緊張しているので、なかなか気持ちに余裕はありませんが、車を運転して印象的だったことが一度ありました。
それは実技試験が終わり、合格を告げられた後、DMV(日本で言う運輸局の出張所兼免許センターのようなもの)から帰り道で、一本曲がる道を間違え
路地に入ってしまったときのことです。

試験が朝からだったのでまだ午前中でさわやかな太陽の光が街を照らしていました。知らない街でしたがどこか僕が小学校1年生の頃にテレビで見てテレビで見てアメリカに憧れを持つようになったときの街の様子と似ていた気がしたのです。
ああ、いつかアメリカに少しでいいからすんでみたい〜と思っていたことが今実現しているんだなとそのとき初めて実感できた不思議な体験でした。

自分で好きな場所に移動できることがこんなに意味を持つことだと感じさせられたことは今回が初めての経験です。
でもこちらに来て自転車で一日往復20キロまで頑張っていたことは、もう一度高校時代に戻ったようで奇妙な気持ちを持たされ、いい経験になったと
思っています。

日本で言えば、まだまだ若葉マークを付けなければならない未熟なドライバーなので慢心せず安全運転を心がけたいと思います。
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by naomedia | 2008-01-30 17:19 | アメリカ
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