カテゴリ:カルチャー・エデュケーション( 26 )
新しい表参道に期待
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安藤忠雄さんの設計で進められてきた表参道ヒルズが完成しました。
11日にオープンなので、表参道ヒルズに私はまだ訪れることはできていません。
ただ、今回のオープンで私が注目しているのは、
この表参道ヒルズの特徴であるスパイラルスロープです。

スパイラルスロープとは、建物の中の通路をらせん状のスロープで構成し
そこにショップを配置する構造のことです。
つまり、そのスロープを歩いていけば、階段もエスカレーターも使わずに
建物全体を一本の道で歩いていけるわけです。

このスパイラルスロープの存在を知ったときに、
フランク・ロイド・ライト設計のニューヨークのグッゲンハイム美術館のスロープを
頭に思い描いた人も多いのではないでしょうか。
グッケンハイム美術館・・・(参考サイトWikipedia)


表参道ヒルズのこのスロープは、
長さが表参道の全長と一緒の長さで、その勾配も同じ角度になっているといいます。

このスパイラルスロープを歩いてするショッピングは、
私が以前の記事で書いた、日本人の街をブラブラ歩きながらする
ショッピングのスタイルがそのまま建物の構造として成立したように感じています。

これまで、階ごとに切り離されてしまっていたお店が
一本の道でつながることで、訪れた人は
建物の中に新しい街ができたような感覚になるのではないでしょうか。
これまで、いろいろな人が集まり、街のシンボルであった同潤会アパートのなかに、
新しく生まれるリトル表参道。
早く訪れてみたいですね。
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by naomedia | 2006-02-02 18:39 | カルチャー・エデュケーション
ミネラルウォーターを楽しむこと
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更新が遅れてしまってすみません。さすがは師走だけあって、更新にできませんでした。

今年もいろいろあった1年でしたが、残りは1週間です。
テレビではこの1年を振り返る番組が頻繁に流れていますね。例年通り、暗い話題が多いですが、そんな話題の方が多くの時間を割いて放送されるのですからある程度はいたしかたないでしょう。
僕の率直な感想としては、今年は例年より多少明るい話題が多い気がします。
景気が少しよくなった世相を表現するためのテレビ局側の“演出”もありますが一時の不景気のどん底というよりは、人々の気持ちに少しゆとりが生まれてきたように、ブラウン管越しには見えてきますね。

今年、世の中でヒットしたものとしては、レッサーパンダの風太くんや、ピチピチの黒い服を着た人が流行っていましたが、僕の身近なところでヒットしていたものといえば、
“ミネラル・ウォーター”ですね。

コントレックスなどの硬水のブームや、ウォーター・バーなどは3年程前からありましたが、
多くの場合健康のために飲む水は自宅で飲むものでした。
それが最近は、自宅だけでなく“携帯”するものへと変化していったように思えます。

そしてその反動を受けたのはお茶業界でしょうか。
今年も新製品が多々投入されてきましたが、全体的に緑茶ブームが少し沈静化してきたように思えます。
各社の主力が絞れてきたせいか、まるっきり新しい新製品というよりも、多少のモデルチェンジが頻繁に行われていたように感じます。そして、それら新製品のお茶のスペースを少しずつ侵食してきたのがあまり見慣れない海外のミネラルウォーターです。


ただこんな話を書いている僕自身は、日本にいる限りはあまりミネラルウォーターは飲まないですね。別に甘い飲み物が好きなわけではないのですが、
日本の水道水は十分普通に飲めますから。
僕がサンフランシスコに滞在していたとき、初めて向こうの水道水を飲んだときに
味の違いに驚かされました。もちろん硬水であるということも考慮していますが、
その味を例えるなら、コップの中にまだ洗剤が残っているのに水を入れてしまった感じです。
そしてどことなくプラスチックのような匂いと味がしたのを覚えています。

そのときは、驚いて隣にいたアメリカの友人にこの水、味が変だよって言ってしまいました。
すると彼は、「普通だよ、何がおかしいの?」と不思議な顔をしていました。

それが普通の水道水とわかった後は、慣れなきゃいけないと何度かトライしましたが、
残念ながら無理でした。
それからというものスーパーにいったときは毎回、クリスタルガイザーを
4リットル買うようになりました。これが重くてつらかったんです。

ここまで、水での苦労を味わえば、よくアメリカ映画に登場する大きな水色のボトルに水を入れて宅配している水を売るサービスが納得できましたね。
水道水を飲みたくないと思うと、飲み水がないという状況と同じになってしまいとても大変なんですよ。考えてみると、私たちが普段自宅で飲んでいる麦茶なども元は水道水なんですよ。
その量を考えると普通の家にでも水を宅配する会社が成り立つんですね。

このようにミネラルウォーターが普及していると、ミネラルウォーターは安いイメージを
持つかも知れませんが、ペットボトルの価格で比較するとそこまで大きな違いはありません。
種類もたくさんありますが、水を楽しむという感覚はあまり持っていないみたいですね。
お気に入りの銘柄はそれぞれあるようですが、それも1ケースで買うときの目安程度です。

そのように考えると日本人が世界中から、水を集めて、ダイエットなどの目的に限らず
口当たりを楽しんでいる様子を見ていると、水に困っていない環境があることと、水をより楽しんでいるように見えます。

e0011904_021467.jpg味ではなく、口当たりを楽しんでいる様子を見ていると、人間に最も大切なものでありながら嗜好品を楽しんでいるかのように見えてきます。
アメリカの人たちから見れば、へんなことなのでしょうが、この味のほとんどないものに、こだわりを持ち楽しんでいるところが、日本人が持っている物の本質を楽しむ心であり、繊細なものに気がつくいいところですね。

取れた土地柄や環境によって生まれる味の違いという繊細な部分を楽しむというのは、日本料理で使われる、だしを楽しむ感覚に近いように思います。
このように考えてみると、山の中を何百年も通りミネラルを吸収して湧き出てくる水を飲みたくなる理由は、人間には決して作り出せない、体が味わう
”うまみ”に惹かれているからではないでしょうか。
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by naomedia | 2005-12-24 22:23 | カルチャー・エデュケーション
落語の面白さ
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僕がこのblogで書いてきたものは、アメリカ文化の紹介が多いのですが、
今日はテーマを変えて、日本の文化である落語についてお話してみたいと思います。

皆さんは「古典落語」と聞いてどんなものをイメージしますか?
難しい・古い・言葉がわからない・昔の文化がわからないと楽しめない・・・
そんなイメージを持っているのではないでしょうか。
実はこのイメージ、僕が最近まで持っていたものです。
それ以前に、そもそも落語自体にあまり興味がなかったともいえますね。

それが先日、落語を配信しているポッドキャスト<※1 画面の下に説明をつけておきます>「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」と出会い、聞いてみたところ、イメージが180度変わりました。
これがとても面白いんですよ。

今までもテレビなどでやっている落語を聞いたことがありますが、
話の途中から聞くことばかりだったので、物語がつかめず楽しめないものでした。
そのようなことから”難しい”のイメージがついてしまったと思うのですが
今回取り上げる「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」は
若手の落語家が、最近の社会の話から入り、
わかりやすい言葉で自然と落語の世界に引き込んでいってくれます。
ぽっどきゃすてぃんぐ落語はこちらからアクセスできます。

一見、若者には受け入れにくい落語を、ポッドキャストという新しいメディアを使い
いつでも好きなときに、無料で楽しめるをサービスとして浸透させる。
ポッドキャストのよさを紹介するために強力なコンテンツが欲しいメディア側と、
より多くの人に落語のよさを紹介して、新しいお客さんを獲得したい落語家側の
熱意が見事なコラボレーションとなって、面白い番組を作りあげています。


このポッドキャストで紹介されているものは簡単なものが多いので、とても聞きやすいのですが、題目によっては古い言葉が多く難しいものもあります。
これからはじめて聞く人に、僕がオススメするのは、
11月23日に更新された三遊亭遊馬さんの「転失気」です。
とてもわかりやすい内容で、雰囲気も味わえ、笑えますよ。
「転失気」はこちらから聞くことができます。

iPodに入れても楽しむのもいいのですが、僕は、毎日チェックしているwebを見ているときに
BGMにこの落語を聞くのが好きです。
時間的にも気分的にもリラックスできて楽しめるからです。

落語を聞き始めて気づいた一番の魅力は、なんといっても落語家の豊かな声の表現力です。
声一つで、複数の登場人物を描き出すだけでなく、遠近感も演出し、映像がなくてもそこに空間が生まれます。
このことが、聞き手の僕たちを別の世界へと連れて行ってくれんです。
これはすごい技術ですね。日本が誇るすばらしい文化だと思います。

そして魅力はもう一つあります。
それは練りこまれたストーリーです。
落語のストーリーは、わかりやすい構成で、聞き手を楽しませてくれます。
このシンプルな構成は、茶道や華道に似た日本独自の美しさを感じさせてくれていると僕は感じています。

そして毎回話の中心となっている、"人情"が心を暖かくしてくれます。
隣近所の人間関係が軽薄なこの時代に、何かホッと和ませてくれる味わいをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
もし今まで、落語に興味のなかった人は、きっと僕と同じように何か新しい発見に出会えるとおもいますよ。


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Podcastとは、わかりやすく言えば音声Blogです。
音声で配信し、更新を続けますので聞いてみるとラジオ番組のようになります。
これまでもネットでの音声配信といえば、インターネットラジオなどがありますが、
配信方法に大きな差があります。
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従来のネットラジオはストリーミング放送をしていたので、パソコンのそばにいないと聞けませんでした。
(データも常に送られて来ては消えてしまうので自分の手元に残しておくこともできません。)
また、常に流しっぱなしの番組もあるため、自分がアクセスしたときにその番組の最初から聞けるとも限らない状況が起こっています。

しかし、今回取り上げたポッドキャストはこのストリーミングの方法とは違い、
最初にデータを全てダウンロードしてしまうので、いつでも自分が好きなときに聞き始めることができます。
またデータを自分で保存することが可能なので、iPodなどのメディアプレーヤーを使用するとパソコンがない環境でもいつでもその番組を聞くことができます。

誤解がないように説明しますと、ポッドキャストはiPodがないと聞けないわけではありません、普通にパソコンでページにアクセスすれば、今までのネットラジオと同様に聞くこともできます。
もし、より便利に使いたいのでしたらば、
前回の記事で紹介した、無料の音楽ソフト、iTunesを利用することをオススメいたします。
iTunesに搭載されているPodcastの機能を利用すると
更新された音声データをパソコンが自動的に収集し、自分のパソコンにダウンロードし保存くれます。
この機能とiPodを使うと、iPodをパソコンに接続したときにiTunesが起動し、更新されたデータを収集。そして自動的にiPodに保存してくれます。
すると、次の日電車の中などでiPodのメニューを見ると
すでに新しい音声のデータが入っているという仕組みです。
落語以外にも語学レッスンやニュース、音楽情報などいろいろありますので
試して見てください。
僕のオススメは、落語と英語のレッスンですね。
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by naomedia | 2005-12-04 23:57 | カルチャー・エデュケーション
世界で最も美しいものとはなんでしょう?
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あなたは、この言葉を読んだとき、
世界で最も美しいものに何を想像しましたか?

見えない、触れなれないというならば、
「やさしさ」や「愛」を思い浮かべた人もいるでしょう。
または、前回の記事に取り上げた盲目のアーティスト
Raul Midonの「音楽」を思い浮かべた人もいるかもしれません。
きっとこの答えは、人それぞれ違うものだと思います。

僕はこの言葉と出会ったとき、「愛」のすばらしさを詠った詩だなと思いました。
特に惹かれたことはこの言葉の中に「愛」という言葉を一言も使わずに、
読み手にやさしさや愛のすばらしさを伝えてくる点です。
読み手に愛や優しさかな?とイメージさせることで、それらが持つ良さを心に強く訴えてくるのだと思います。


僕はこの言葉にアメリカ滞在中に出会いました。
部屋の壁にプレートとして飾ってあったのですが、不思議なことに毎日その言葉を眺めているとその言葉の捉え方が変わっていったのです。
どのように変化したかというと、「いくら見た目がかっこいいデザインを作っても、いくらいいカタチを造形しても、人の心を動せてこそ、本当に美しいものなのだ。」というイメージです。

e0011904_17295.jpgこの発想は、僕がデザイナーのタマゴあるという立場から生まれてきたものなのではないかと思います。
すごくいい言葉だなと感じているうちに、少しでも美しいものを目指して作っているデザイナーやアーティストに対しての挑戦状なんじゃないかと感じるようになったのです。
もしこの言葉に、今日初めて出会った人は
この言葉を少し心にとどめておくと、僕と同じように別の捉え方が見えてくるかもしれません。僕は10日後位に新しい捉え方が生まれてきました。


もし「あなたが今一番欲しいもの、または必要なものは何ですか?」と聞かれたら
私たちは、「特にないかな」と答えたり、
「iPod」というように目先のモノをイメージしてしまうでしょう。
でも、「目にも見えないし、触れられない、でも世界で最も美しいものは何ですか?」と質問されると心の奥底で感じている、
自分が今一番、欲しているものや必要と思っていることをイメージするのではないかと
僕は思いました。
その答えは、今いろいろ大変な状況にいる人は「努力」と答える人もいるでしょうし、
子どもがいる人でしたら「愛情」と答えるのかなと僕は想像しています。
僕の場合は、今は大学の卒業を間近に控えた状態でこの言葉に出会ったので、早く一流のデザイナーになりたいという気持ちが、上記のようなイメージを持たせたのだと思います。
みなさんがもし新しい捉え方ができたなら、書き手の僕としては嬉しい限りです。

ここまで、この言葉の作者をご紹介しませんでしたが、この言葉、誰の言葉だと思いますか?
実は、ヘレン・ケラーの言葉なのです。
飾られていたプレートには作者の名前が彫られていなかったので、しばらくの間、僕も作者を知りませんでした。
しかし気になったので、「これはアーティストへの挑戦状なの?」と冗談交じりに
質問をしたとき、ヘレン・ケラーの言葉だよと教えてくれたのです。そのときは、自分が浅はかな質問をしてしまったなと反省の気持ちにさせられました。

ヘレン・ケラーは、皆さんもご存知の通り、一度も美しい世界を見たことがありませんし、
美しい音楽も鳥のさえずりも聞いた事がありません。コミュニケーションをとることも困難です。
そのことを他の人は、それをかわいそうというように哀れみの感情で捉えますが、
ヘレン・ケラーは最も美しいものは心で感じられるものといったのです。

もしこの言葉を最初に知ったとき、そんなことはない。美しい風景や宝石こそが世界で一番美しいと多くの人が思っていたならば、この言葉は名言として残らないでしょう。
でも、ヘレン・ケラーの言葉と知らなくてもこの言葉に感動できる、
考えさせられることがあるという事実が、
この言葉が私たちが気づいていない日常生活にある愛を投影してくれている
結果なのかもしれませんね。
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by naomedia | 2005-11-06 01:08 | カルチャー・エデュケーション
タワー・オブ・テラー
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21日からディズニーシーにレイジングスピリットという新アトラクションができるみたいですね。
360度回転がうりのようなので、ぜひ乗ってみたいです!
僕はこの新アトラクションができる事を全然知らなかったので、突然のニュースに驚かされました。

新しいアトラクションのオープンに驚いたのは、実は他に完成を待っているアトラクションがディズニーシーにあるからです。
来年の完成らしいのですが、「タワー・オブ・テラー」というアトラクションで、フロリダのディズニーワールドでは10年ほど前に既に完成しているアトラクションです。
僕はディズニーワールドには行ったことがないので、もちろん乗ったこともありませんが、完成当時、テレビで特集されていたのがずっと記憶に残っているのです。

内容はフリーフォール型のアトラクションなのですが、落ちるのは最後で、そこまでは乗り物が横移動をし,落下地点にたどり着くまでにホーンテット・マンションのような幽霊が現われたりとなかなか当時としてはすごいSFチックな演出がしてあったのを覚えています。
イメージ映像がこちらのページでご覧になることができます。
(映像へのアクセスには時間がかかるようです。また、私が見た映像とはかなり違うイメージとなっていました。)
あれから10年が経ちユニバーサルスタジオにはスパイダーマンのような新しいアトラクションも登場してしまった今としては、どの程度新鮮なモノとして感じるのかは未知数ですが、まずは乗ってみたいですね。


ディズニーリゾートのアトラクションはインディジョーンズや海底2万マイルのように映画を元に作られたものや、今回のレイジングスピリッツやビックサンダーマウンテンのように映画はなくても何らかのストーリーが背景にあるものですが、「タワー・オブ・テラー」については、テレビドラマのトワイライトゾーンに登場した話をベースに作られたアトラクションのようです。
トワイライトゾーンとは、1959年に始まったアメリカのテレビドラマで、一話完結のドラマ番組です。テーマ音楽があまりにんも有名なので皆さん一度は聞いた事があると思います。
(イメージ映像でかかっていた曲です。)
内容はSFや超常現象・ミステリーをテーマにしていることが多く、日本のジャンルにしてみると火曜サスペンス劇場のようにやっている怪奇ドラマでしょうね。
スピルバーグが1983年に「トワイライトゾーン/超次元の体験」として映画化し、日本でもそこそこ知られる存在となっています。僕も映画は観たことありますが、かなり前に見たので内容が思い出せません。しかも、その後スピルバーグは似たものでアメージングストーリー(若いケビンコスナーがパイロット役ででていたりします)を制作したのでその内容と記憶が混ざってしまっています・・。 

少し話が脱線しましたが、アトラクションのテーマとして、TVシリーズの中で放送された一話としてHollywood Tower Hotelを舞台にしたミステリーの話がベースになっているようです。とはいうのものの、10年前の記憶で曖昧です。以下の内容がもし違っていたらごめんなさい。
ストーリーは大雨の日にHollywood Tower Hotelに泊まりに来たお客さんが部屋へいこうとエレベーターに乗ると、13階まで上った際にホテルに雷が落ち、エレベーターごと落下。しかし地面に落ちておらずそのエレベーターは異時元に行ってしまったというのです。それ以来、お客さんは行方不明のままとなり、ホテルは廃墟となってしまったようですが、それを観客が体験するというストーリーなのか、いなくなってしまった人たちを探しに行くというストーリーなのかはわわかりません。ただ僕が言える事は、面白そうだということです。

僕の書いた内容が本当にあっているのかどうかも含め、真相がわかるのは来年です。
現在、建設作業が順調に進んでいるようですので、完成を楽しみに待ちましょう!

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by naomedia | 2005-07-20 22:16 | カルチャー・エデュケーション
わたしの宝物ワークショップ

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昨日は8月にバリ島で行うワークショップのテストという位置づけで、プレワークショップを大学で行いました。
ワークショップをよく知らない人のために説明をしますと、ワークショップ(workshop)とは、何人かで集まり、共同で同じ目標に対して、何かを作りあげることや取り組むことを指しています。
最近ではでは美術や音楽・そして住民参加型の催しとして、教師側が生徒へ一方的に決まった方法で知識や技術を教える授業のような形でなく、参加する人たち全員が主体となり積極的に課題に取り組むことで、知識や言葉だけでない体験を共有する場を指しています。
教える側も教わる側もいろいろな刺激を与えられるので相互作用のある教育方法です。そのためワークショップに参加する際は教える側になっても、参加する側になっても多くの事を学ばされていて、(特に子どもから教えられることが多いです!)僕はとても好きなのでできる限り参加するようにしています。

内容とは自分の宝物を一つの箱に詰めて、それを他の人に紹介して自分の持っている想いを一緒に味わってもらうというものですが、これがとても面白かったです!
学生が6人で各自の宝物を持ち寄ったのですが、その中身はぬいぐるみやシャーペン、人からもらったものなど多種多様にわたってました。
最初、机に各自の宝物を出したときには”物”としか見えていなかったのですが、それぞれの想いを聞いているうちに、他人である僕が触ってはいけないのではないかと感じるようになりました。
そして一番興味深かったこととして、それらの宝物を通してその人の家庭の様子や友人関係など、普段見ることのできないその人の一面を垣間見ることができたことです。
例えば僕の場合は、アメリカに行った際に寄せ書きのTシャツを、これからも頑張ってねといわれてもらった話をしたのですが、それはワークショップに参加していた学生は全く知らない想いで、そんな人間関係があったことを今まで他の学生には話したこと話したこともなかったので、僕の新しい一面を知る機会になったと思います。
日常生活の中では、他の学生の家族や友人関係まで知ることはほとんどありませんが、宝物への想いを聞いていると自然とその人がいかに家族や友人から愛されてているのかがわかりとても心に残る時間となりました。
物を通すことで、本人も自然と心を開き、その人の人間関係まで見えるなんてとても素敵な経験でした。

このワークショップは子ども向けのものですが、もしよければ大人の人にもやってもらいたいですね。20代の学生が出してくる宝物とストーリーと、子どもが出してくる宝物とストーリーは大きく違うと思います。同じ事を社会人、そしてもっと年配の人にやってもらうと面白い結果が出るのではないでしょうか。バリ島での結果も含め、今後の展開がとても楽しみです。

e0011904_19591777.gifちなみに私が出した宝物5点は、
①ペーパーウェイト
②ピーナッツの袋
③寄せ書きTシャツ
④教育実習先でもらったTシャツと
⑤キーホルダー
でした。




この5つを選んだのは今年出会った人たちからもらった大切なものだからです。
本当はもっといろいろあるのですが、たまたま手もとにあったのがこの5点です。5点に入らなかったものをくれた人はごめんなさい・・。
でも僕の心のなかではどれも甲乙つけがたいほどどれも大切な思い出として残っています。

少し宝物の説明をしますと、
1つ目のペーパーウェイトはアメリカに行く前に頑張ってきてねとのエールと一緒にアルバイト先の人がくれたもので、とても心に残ったものです。
2つ目のピーナッツの袋は、とある用件でアメリカの方を成田に一人で迎えに行くことになったときに、かなり緊張していたのですが、電車の中でそのピーナッツをもらい
とても話が盛り上がったので、その記念に大切にとっておいたものです。全く面識のない外国の方とコミュニケーションをとり仲良くなれたことで私にとってとても自信を得られた経験
だったのでとても心に残りとっておきました。
3つ目はアメリカに行った際に、向こうの学生が帰り間際に突然プレゼントしてくれたので、とてもうれしくて大切にしている宝物です。
4つ目と5つ目は教育実習先のクラスでもらった記念のものです。Tシャツに「絆」と書いてあるのがとても気に入っています。一緒にいられた時間はとても短いものでしたが、その後もつながっていられるというような印象を見るたびに味あわせてくれるのでとても大切にしています。

昨日、ワークショップの結果を振り返っているときに出た考えなのですが
毎年のように自分で宝物をつけてみると面白いのではないかというものがありました。
それを一覧してみるとそのときの心情やその年にどんなものがあったのかが見えてくるのではないかというのです。
僕はそれはとても面白い考えだと思います。

皆さんも、今、自分の宝物は何か考えてみてみてください。きっとそれらには必ずなにかのエピソードがありますよ。
そんなエピソードに浸る週末もなかなか楽しいのではないでしょうか。
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by naomedia | 2005-07-16 20:19 | カルチャー・エデュケーション