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我が家のふくろうコレクション
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我が家にはふくろうの置物がたくさんあります。
珍しいものはあまり含まれていませんので、皆さんもどこかで見たことがある、またはご自宅の棚に置かれているものと同じものが写っているかもしれません。
このように一堂に集めてみると1つのモチーフでこんなに多種にわたるものが作れることが見えてきて面白いので取り上げてみました。


e0011904_1341551.jpgこれらのふくろうは、10年程前に母が気に入ったふくろうを見つけてはコレクションしていたものです。
以前はいろいろな所を探してようやく見つけることができるのがコレクションのする喜びだったようですが、最近ではふくろうをモチーフにした商品が多く出回り、簡単に手に入るようになってしまったことから集めるのをやめたと本人は言っております。

確かに、以前に比べるとふくろうをモチーフにした置物をよく見かけます。
ふくろうのプチブームなのかもしれません。
様々な観光地や小物を扱うお店で頻繁に見かけるようになりました。ただ犬や猫ではなく、ふくろうという特殊な動物が多いのはちょっと不思議です。
ふくろうと同じようなポジションにいる動物には、キツネ、リス、シカ、タカなどがいると思うですが、やはりふくろうのバリエーションは他の似た動物の追随を許さないほど多い気がします。
ちょっと暗い印象のある動物としては意外です。
でも視点を変えて眺めてみると、ふくろうが多くなる理由が見えてくるんではないかと私は思うようになりました。







それはふくろうがキャラクターにしやすいということです。
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絵を描くようになって気づくのですが、多くの人にかわいいと思ってもらえるキャラクターを生み出すのは本当に困難なことです。
キティちゃんをじっくり眺めてみると驚くほどシンプルな構成ですがかわいいと感じます。
しかしいざペンを握って猫のキャラクターを作ろうとしてもかわいいものはそう簡単には生まれてきてくれません。
キャラクター化すると、種類の多い猫や犬では象徴的な顔がなかなか見つからず、何の動物がモチーフなのかわからなくなったりしてしまいます。

そんな中でふくろうは、e0011904_1282671.gif
もともと目が大きいので、普通に書いた時点でキャラクターらしく見え、既に目が平面状の顔の上にあるので、とても擬人化しやすく、そしてこのような顔をしているのはふくろう意外に思い当たる顔がないのでキャラクター化しやすいと感じます。
現に右図のように円と三角形のみで構成された図形でもデザインされたものに見えてくると思います。


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このふくろうで起きている現象と同じようなことが起こるものにパンダがあると私は考えています。
パンダも目の周りが黒く大きくなり、しかもちょっとたれ目にみえ、そして特徴的な耳の形もかわいらしくしかもパンダ以外あのような耳の形も体の模様も持っている動物はいないのですぐに見た人はパンダだと認識できます。
もし機会がありましたら、駄菓子や小さなお店の看板に書かれているようなイラストを今度注意深く観察してみてください。きっとパンダが描かれていることが多いことに気づくと思います。
これはきっと、著作権や肖像権が厳しい世の中にあって、使用料が払えずキャラクターが利用できない商品や店舗において、もともとの姿をイラストにするだけで簡単にキャラクターになり、しかもかわいいという点で、パンダがよく使われているのだろうということに、デザインに携わるようになってから気づかされるようになりました。


今回、この記事を書くために我が家のフクロウの置物を数えたのですが、家の様々な箇所に置かれているので、結局いくつあるのかわからず、写真を撮影するのも途中で疲れてやめてしまいました。
おそらく置物の3分の1くらいが今回紹介できたもので、その他の絵や壁飾り、敷物なども含めると検討がつきません。
ただ、それらを撮影しないまでも眺めてみて感じたことは、同じくキャラクター化しやすいパンダはかわいい表情しか表現できませんが、ふくろうは、かわいい、りりしい、賢い、コミカル、間抜けな印象と、表情が豊かであることです。
とても人間らしく、眺めているとそれぞれ個性があって面白いのです。
もしふくろうのキャラクターと出会う機会がありましたら、どんな表情をしているふくろうなのかじっくり眺めてみると、そのふくろうの性格がわかって面白いかもしれませんよ。

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by naomedia | 2007-01-03 01:43 | カルチャー・エデュケーション