近くの広場などを通りかかると、シロツメクサがたくさん咲いていますね。 雑草というイメージからか気づかずに通りすぎてしまうものですが、 じっくり眺めて見ると意外ときれいな花であることに気づかされます。 シロツメクサという名前からか、それとも立って眺めていると白にしか見えないせいか 真っ白なイメージがありますが、 実はしゃがんでよく眺めていると、中にはうっすらとピンク色をしているものがあります。 私はこのうっすらとしたピンクに気づいたときに、ふとペリカンの姿が頭に浮かんできました。 この若干色づいたピンクがペリカンの羽の色と似ていたからです。 ただ、このイメージのリンクは、色のみから来ているものではありません。 それは、ペリカンというと白くてくちばしが大きいというイメージを持っていますが、 私が初めて動物園で出会ったとき、「あれ、白じゃなくてピンクだ」という印象を受けたからです。 そのときケージに書いてあった名前は「モモイロペリカン」で、ペリカンのなかでも、ピンクの羽を持っている種類だったのですが、白だと信じていて、よく見てみるとピンクだったという頭の中に追いやられていた記憶がシロツメクサを見た瞬間に呼び戻されたのです。(残念ながら左の写真のモモイロペンギンではあまりピンクが写りませんでした。) 普段、咲いてきても気にもとまらない、それどころか踏みつけてしまっていることもあるだろう小さな草が私の記憶を呼び戻す鍵になりました。 自分が意図しないところに勝手に生えてくる草をみるとつい"雑草"という認識になり邪魔な存在と認識していまいますが、 なかには育てている花間違ってしまうような美しさを持っているものもあります。 1歩足を止めると気づくことができる、そんな小さな美しさを楽しんで見てはいかがでしょうか。 せっかくきれいなものを見つけても、雑草と分類されてしまうとその草を知るときにどんな種類なのか知るのか難しいときがあります。 そんなとき、私はこのようなサイトで簡単に見つけることができ重宝しています。 もし何か見つけたときにはご覧になってみてください。 参考サイト・・・JA淡路 日の出 雑草図鑑
by naomedia
| 2006-06-06 23:06
| カルチャー・エデュケーション
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